バンドを始めよう!

バンドにおいてドラムが要求されること

バンド内でも、リズムの要として重要な役割を担うドラム。テンポのキープはもちろん、曲の頭やセクションごとのきっかけを出したり、リズムパターンでノリや勢いを表現するという仕事があります。しかし、あまり表立って語られることがない役割のひとつに、「ドラムはバンドの音楽プロデューサーの役割を持つ」ということが挙げられます。

曲全体の緩急や、細かいフォルテ・ピアノ、クレシェンド・デクレシェンドなど表現や盛り上がり、雰囲気などは一番大きい生楽器を扱うドラマーの手に、全てが委ねられます。リズムマスターというのは、テンポを正確にキープし、フレーズをきっちり叩く、というだけではありません。バンド内での立ち位置をリアルタイムで把握しながら、必要なアタックやノリ・疾走感を出し、時にはゴーストで、時にはフレージングでバンドそのものをコントロールしなければならず、全体を音楽的に掴んでいる、ということが要求されます。プロのドラマーは鍵盤が弾けたり、ギターが弾けたりとマルチな人が多いのもそういった理由にあります。音楽全体を見渡すことのできるドラマーこそが、ひっぱりだこになるドラマーです。ドラマーは、これから音楽を聴く時ドラムのフレーズだけでなく、音楽的にどういった意味があり、そのフレーズがオケの中でどんな影響を与えているのか、ということを意識ながら聴きましょう。それだけで豊かな音楽性が身に付くようになります。

かっこいいバンドには上手いドラムがいる法則

ロック・ポップス・ファンク・ブルースなどボーカルのいる歌ものバンドから、ギターや管楽器などがメロディーをとるインストバンドまで、かっこいいバンドは色んな形・スタイル・編成で存在します。そんな中、大抵のかっこいいバンドには上手なドラムがいることが非常に多いのも特徴です。これはどういった関係があるのでしょうか。

もちろん、上手いプレイヤーが揃っていてもかっこ悪かったり、技術がほとんどないのにかっこ良かったり、とケースバイケースではあるものの、やはりドラムへの比重はかなり高いようです。
第一に、リズムひいてはノリ・グルーヴをドラムが支配している点です。アンサンブルに疾走感を与え、縦の統率を整え、そして一体感を与える存在としてなくてはならないものであり、そのドラマーが熟練であればあるほどアンサンブルは非常に密度の高いものとなります。

第二に、優れたドラマーは音楽的に全体を見渡し、コントロールする能力を持っています。サウンドプロデューサーとなるものがメンバーにいる、というのは大きい要因となります。逆説的に見ると、売れっ子ドラマーになりたい方は、上記2点を踏まえて鍛えることをおすすめします。

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最終更新日:2016/4/20